航空自衛隊美保基地によると12月11日午前、C2輸送機のアンテナの一部が落下してなくなっているのが分かり、原因などを調べるとともに、機体の修復にあたっています。
部品落下による被害の報告は、今のところ入っていません。
【資料画像:美保基地配備のC2輸送機(同型機)】

11日午前11時ごろ、航空自衛隊美保基地の第3輸送航空隊に配備されているC2輸送機のうち1機の整備中に、胴体のほぼ中央部の上に取り付けられているアンテナの一部が落下して無くなっているのが見つかりました。
無線の送受信のための部品で、長さが約70センチ、厚さ約3センチ、高さ約30センチ、重さが約1キロだということです。

部品が落下したC2輸送機は、器材などの輸送のため美保基地を離陸した後、石川県の小松基地、そして太平洋上の硫黄島基地(東京都小笠原村)を経て帰還していて、調査の結果、10日午後2時20分から午後7字32分までの、小松基地から硫黄島基地間か硫黄島基地から美保基地間のどちらかのフライト時に落下したと見られています。

機体の運航に直接の影響はありませんが、修理が完了するまで飛行を取りやめることにしています。
部品落下による被害の報告は入っておらず、美保基地で原因などを調べています。

TSKさんいん中央テレビ
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