10日夜、菊陽町のアパートで殺虫剤のスプレー缶が爆発し、2人が軽傷を負いました。引火して火災につながる恐れがあるため、暖房器具の近くにはスプレー缶を置かないよう注意が必要です。

【前田美沙希記者】「爆発があった現場です。道路を挟んで10メートルの植え込みにもガラスが散乱しています」

10日午後11時ごろ、菊陽町原水のアパートで石油ファンヒーターから1メートルほど離れた場所に置かれていた殺虫剤のスプレー缶が爆発しました。

警察によりますと部屋の窓ガラス6枚が割れ、この部屋に住む夫婦が指に軽いやけどを負いました。

隣の部屋に住む人はTKUの取材に「まるで熊本地震を思わせるような揺れを感じた」と話していて、写真からは物が散乱しているのが分かります。

また、こちらはファンヒーターから引火し、近くにあったスプレー缶が破裂した事故の再現映像です。真っ赤な炎が吹き出し、缶が勢いよく飛んでいきました。火災につながる恐れがあるため、暖房器具の近くにはスプレー缶を置かないよう、改めて注意が必要です。

テレビ熊本
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