運転手不足を解消しバス路線を維持するため鳥取市が実用化を目指す自動運転バスの4回目走行試験が12月12日から始まるのを前に、報道関係者向けの試乗会が開かれました。

深刻な運転手不足の解消、バス路線維持の切り札として期待される自動運転バス。
実用化に向け、4回目の走行試験が12日から始まるのを前に11日、報道関係者が試乗しました。

今回は2024年のコースを変更、制御が難しいとされる右折の回数を2024年の2回から5回に増やすなど実際の運行ルートに近づけました。
車両はルート上にある信号機のデータと連動し、赤信号で確実に停車するほか、路肩に止まる車を回避する精度を向上させたということです。

鳥取市交通政策課・森本英幸課長補佐:
この度の実証結果をもとに、鳥取市の実情に応じた自動運転技術の活用方法を考えていきたい。自動運転技術が運転手不足の解消になればと思っています。

走行試験は12月12日から17日まで行われ1日7便を運行、予約すれば誰でも無料で試乗できます。

TSKさんいん中央テレビ
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