岡山市に住む1歳の男の子と30代の父親が、はしかに感染していたことが分かりました。

岡山市保健所によりますと、はしかに感染したのは、岡山市に住む1歳の男の子と30代の父親です。男の子は12月1日に発熱し、その後、体に発疹が出たため、市内の医療機関を受診し入院しました。

男の子よりも前に父親に同じような症状があったことが分かり検査した結果、10日、2人にはしかの陽性反応が確認されたということです。親子に海外渡航歴はなく、父親は11月、県外で感染したとみられ、男の子は、父親から感染しました。現在は、2人とも快方に向かっているということです。

2人の接触者は調査中で、周囲に感染させる可能性が高いとされる時期には不特定多数が集まる場所や公共交通機関などは利用していないということです。

2025年に入ってはしかの感染者が急増していて、これまでに、全国で2024年の1年間の約6倍となる251人の感染が確認されています。

市は発熱や発疹などの症状があれば、早めに医療機関を受診するよう呼びかけています。

岡山放送
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