11月定例香川県議会が12月11日に閉会し、旧香川県立体育館の解体工事を8億4700万円で発注する工事請負契約が可決されました。

本会議では44の議案について採決が行われました。このうち高松市の旧香川県立体育館の解体工事を市内の建設会社、合田工務店に8億4700万円で発注する工事請負契約の採決では立憲・市民派ネットの植田真紀議員が反対討論を行いました。

そして、このあと採決が行われました。
「議案第6号を原案の通り可決することに賛成の諸君の起立を求めます。起立多数。よって本案は原案の通り可決しました」

世界的な建築家・丹下健三さんが設計した旧香川県立体育館は老朽化や耐震不足を理由に県が解体することを決めていて、これに対して建築家などでつくる民間の団体が池田知事を相手取り解体のための公金支出の差し止めを求めて提訴しています。

今回の議会では一般会計で総額約89億円の補正予算案などが可決され閉会しました。

岡山放送
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