政府・与党が「年収の壁」を168万円に引き上げる案を検討していることがわかりました。
所得税がかかる最低ライン、いわゆる「年収の壁」をめぐっては2025年度の税制改正で103万円から160万円に引き上げられています。
政府・与党は物価上昇に連動させる形で基礎控除と給与所得控除を2年ごとに引き上げ、2026年度の税制改正では、いまの160万円から168万円に引き上げる方向で調整していることがわかりました。
年収の壁を引き上げることで、働き控えを減らす狙いで、この案を国民民主党に示し、協議を行うとしています。