8日、富山県砺波市の県企業局の庄東第一発電所の工事現場で、水路に流され行方不明になっていた作業員の男性が9日午後に遺体で発見されました。
遺体で発見されたのは南砺市本江の会社員、大岡勇介さん37歳です。
大岡さんは8日午後に発電所の橋の塗り替え工事を行うための足場を設置していたところ、7キロ上流にある発電所から水路に放流があり流されたとみられていて、行方が分からなくなっていました。

警察や消防が8日に引き続き捜索にあたり、9日昼すぎに事故のあった現場から100メートルほど下流でうつぶせになって浮いている大岡さんを発見したということです。

発見当時、水路の水位はおよそ4メートルありました。
警察は10日以降、司法解剖を行い事故原因を調べることにしています。
(富山テレビ放送)
