水に弱く洗うこともストレスになるが、汚れたままはくことも負担は大きい。汚れが溜まっていくと生地は硬くなり、着用時の摩擦がダメージになる。夏場は着用する度に洗い、冬場は2回はいて1回洗うのが目安になる。

洗う際の最初のポイントは畳んでネットに入れること。できるだけぴったりしたサイズのネットを使ってほしい。

ぴったりサイズのネットに入れるのがポイント(特集班撮影)
ぴったりサイズのネットに入れるのがポイント(特集班撮影)

「ネットに入れないと他の衣類に絡まって伸びたり縮んだりしてしまいます。ただし、ネットに入れたら問題ないわけでもありません。ネットが大きいと、中で動いて同じように負荷がかかってしまいます。なるべく隙間がないように畳むか、ネットのサイズ選びに注意してください」

洗剤は液状のおしゃれ着用洗剤がお勧め。洗浄力の強い粉状の洗剤は負荷が強くかかってしまうので避けてほしい。

洗濯機のモードは“弱モード”や“デリケートモード”を選ぶ。

さらに、脱水時間は1分ほどに留めてほしい。水分を含んだ状態で遠心力がかかると必要以上に伸びてしまい、劣化しやすくなるという。

「コットンなどの天然素材だけで作られたパンツよりも早く乾く製品が多いです。水分を多めに含んでいても大丈夫なので、脱水時間は必ず短めにしてください」

干す際は紫外線を避けて

洗濯後に干す際はタオルの上に平置きするのが理想だ。