同性婚を認めない規定は憲法違反だとして同性のカップルらが国を訴えている裁判で、原告側は東京高裁の「合憲」判断を不服として最高裁に上告しました。
この裁判は同性カップルら8人が同性婚を認めない民法などの規定は憲法に違反するなどとして国に賠償を求めたもので、東京高裁は11月、二審で初めて「合憲」との判断を示しました。
原告側は11日、この判決を不服として最高裁に上告したことを明らかにしました。
原告・山縣真矢さん:
違憲をきちんと出してもらって、今の状態が不平等であること、差別的であることを明確に、立法府に法律を作ることを示してほしい。
同性婚をめぐっては5つの高裁で「違憲」判断が示されていて、今後は最高裁が統一判断を出すことになります。