同性婚を認めない規定は憲法に違反するとして、同性のカップルらが全国で国を訴えた裁判をめぐり、原告らが最高裁に対し違憲判断を示すよう求める要請書を提出しました。
この裁判は、同性カップルらが同性同士の結婚を認めない民法などの規定は憲法に違反するなどとして国に賠償を求めているもので、11月に6件の高裁の判断が出そろい、「違憲」5件、「合憲」1件と判断が分かれました。
これを受けて、3日、全国から原告らが集まり、今後、統一判断を示す最高裁に対し違憲判断を求める要請書を提出しました。
提出後、原告の1人は、「私たちの暮らしや結婚にかける思いを直接伝えることができて良かった。原告の思いを受け止めた判決を出して欲しい」と訴えました。