新年度予算案が、衆議院の予算委員会で可決しました。
13日午後8時からの本会議で衆議院を通過し、週明けから参議院での審議が始まります。
「審議時間が足りない」などとする野党側は、衆議院予算委員長の解任決議案を提出しましたが、午後1時から開かれた本会議で否決され、衆議院は予算委員会で午後3時から締めくくり質疑などが始まりました。
中道・長妻議員:
これだけ短い期間で予算を成立をさせると、もう前例としないということをお約束をいただけませんか
高市首相:
予算委員会の運びというのは国会でお決めいただくことですから、年度内に成立をさせていただけるように国会での審議に誠実に対応しているつもり。
新年度予算案は午後6時半前に予算委員会で可決し、午後8時からの本会議での採決を経て、13日夜に衆議院を通過する見通しです。
自民党は当初、国民民主党の協力を得る道を模索していましたが、与党内から「信用できない」との見方があがり、与党側の賛成だけでの採決に踏み切った形です。
新年度予算の年度内成立を優先する与党が、例年70から80時間とされる衆議院での審議時間を59時間程度まで削って可決させる、異例の展開となっています。
一方、審議の舞台は来週から参議院に移ります。
自民党と立憲民主党の参議院国会対策委員長は13日午後会談し、参議院では例年並みの審議時間を確保すると自民党が約束したことで、参議院予算委員会での予算案審議を16日から始めることが決まりました。
ただ、予算案の衆議院通過にあたって与党が国民民主党と決別したことで、与党の議席が過半数に満たない参議院では与野党全面対決の様相となるため、自民党内からは懸念する声が相次いでいて、新年度予算の年度内成立は現時点では不透明な情勢です。