ノーベル賞の授賞式と晩さん会が日本時間の11日未明に行われ、京都大学の北川進さんと大阪大学の坂口志文さんの2人にメダルが授与されました。
授賞式は日本時間11日午前0時から行われ、化学賞に選ばれた北川さんと生理学・医学賞に選ばれた坂口さんに対し、スウェーデンのグスタフ国王からメダルと賞状がそれぞれ授与されました。
北川さんは「MOF」と呼ばれる新素材を開発、坂口さんは人の体内で過剰な免疫反応を抑える「制御性T細胞」を発見したことが評価されました。
続いて行われた晩さん会で、北川さんはスウェーデンのビクトリア皇太子と腕を組んで姿を見せるなど、大役を果たし、華やかなひとときが幕を開けました。
約4時間にわたった晩さん会の最中、2人とも王室のメンバーと同じテーブルで料理を味わい、オーケストラなどの演奏が続く中、リラックスした表情を見せていました。
北川さんと坂口さんは11日に共同記者会見に臨み、スウェーデン王室主催の晩さん会にも出席する予定です。