青森県東方沖で発生した地震を受けて、福島県内にも「後発地震注意情報」が発表されている。大きな地震の発生確率が相対的に高まったとされ、いつも以上の“備え”が呼びかけられるなか、いま沿岸部の商業施設は…。
平日500人以上が来館するいわき市の「道の駅よつくら港」。週末は県外からの来館者も増え、平日の“倍”に。
岩手県から訪れた人は「またいつ起こるか分からないので、なるべくいつでもすぐ避難できるように準備しているつもりですね」と話す。
12月8日深夜に青森県東方沖で発生した地震を受けて、発表された「後発地震注意情報」。相対的に発生確率が高まったとされる大きな地震に向けて、呼びかけられているのがいつも以上の“備え”だ。
道の駅よつくら港の白土健二駅長は「(物価高など)色んな情勢の影響もございますけど、若干、その辺は(来館者が減る)懸念しています。我々、東日本大震災も経験していますので、定期的に避難訓練も行っています。常に冷静に対応しましょうという事は心掛けています」と話す。
この商業施設では、営業中に津波警報が出た場合は、高台にある四倉高校に避難することになっていて、その手順を徹底するなどして対応していく予定だ。道の駅よつくら港の白土駅長は「とにかく警戒して、お客様の安全を第一に考えて、営業に努めたいと思います」と話した。
気象庁は、今後1週間程度は大きな地震への備えを特に呼びかけている。