惜しくも昇格を逃したＪ３・福島ユナイテッドＦＣ。選手、監督が語る今シーズンのターニングポイントは？
12月9日に行われたＪ３・福島ユナイテッドＦＣの2025シーズン報告会。
選手や関係者などが出席し、今シーズンを振り返った。
去年の雪辱を胸に、Ｊ２昇格を誓ってスタートした今シーズン。寺田体制２年目も“攻撃的サッカー”で得点と勝ち点を重ねた。そのプレースタイルに惹かれ、ホームスタジアムには2024年よりも１万人余り多い４万５千人余りのサポーターが応援に駆けつけた。
最終節まで昇格プレーオフ進出の可能性を残したが、一歩及ばず悔しいシーズンとなった。
今シーズンを振り返るなかで、寺田監督や選手達が挙げたターニングポイントが…森晃太選手は「夏の金沢戦」、針谷岳晃選手も「やっぱりアウェーの金沢戦は何もできなかった試合だったので」と、７月にアウェーで行われた金沢戦を挙げた。結果は１－２で敗れ、選手達も『自分たちの良さが出せなかった試合』と振り返る。
それでも…寺田周平監督は「そういう意味ではあの試合をきっかけに、もう一度自分たちのサッカーを見つめ直したところもあったので」と語る。
『自分たちのサッカー』を見つめ直し、リーグ終盤は４連勝で締めくくった福島ユナイテッド。来シーズンこそは…「必ずＪ２昇格するというところ、私自身も３年目に入りますし、色んなものを積み上げてきて、勝負の年だと思っていますので、なにがなんでも昇格する」と話す寺田周平監督。
悲願のＪ２昇格へ！シーズン移行前の『百年構想リーグ』は2026年2月に開幕する。
