JR四国は老朽化したローカル気動車の置き換えとして製作してきた、ハイブリッド式車両の新型車両の先行車が完成したと12月10日発表しました。

今回、完成したのは2両1編成の車両計4両です。車両形式は3600系、最高運転速度は時速100キロで、徳島市の徳島運転所に配置されるということです。

車体はステンレスのボディーに四国の海や空をイメージしたライトブルーを配色しました。

◆車内のインテリアデザインは

車内の床面は木目調、腰掛は四国の海や空をイメージしたブルーを基調に、光に照らされてきらめく様子を多彩な色で表現したということです。

◆車内には防犯カメラや車いすスペースも…

車内とトイレには非常通報装置や客室用防犯カメラも設置しています。また、バリアフリー整備ガイドラインに対応するため、新たに車いすスペースや車いす対応トイレも設けています。

◆先行車は2026年6月の営業運転開始へ

この新しい車両は2026年1月から走行試験を行い、6月の営業運転を目指すことにしています。高徳線、徳島線など香川、徳島の路線で運行される予定です。

量産車は2027年度から順次導入を予定していて、JR四国では量産先行車も含めて、35編成70両を製作することにしています。

岡山放送
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