1年でも特にお金が動く年末に合わせて、強盗を想定した防犯訓練が長崎市の郵便局で行われました。

「パンパン!金出せ!」「人質もいるからな~」

犯人役の男2人が人質を盾に、拳銃のようなものを発砲し金を要求します。

訓練は長崎北郵便局で行われ、局員は犯人を刺激しないように対応し、警察に通報するまでの動きを確認しました。

警察によりますと、金融機関を狙った強盗事案は10月末までに全国で2件、県内では0件と年々減少傾向ですが、警察は万が一に備えるよう呼びかけました。

浦上警察署 生活安全課 川島 健 課長
「非常通報装置をきちっと押す、犯人に対してきぜんとした態度、マニュアル等に従い冷静に対応していただいている」
「高い防犯意識を維持していただきたい」

長崎北郵便局 谷川 和則 営業部長
「いつ強盗が押し入ってもいいように、緊張感を持って速やかな対応ができるように防犯に努めていきたい」

長崎北郵便局では初動や局員の役割分担を確認する研修なども行い、引き続き、緊急事態に備えるとしています。

テレビ長崎
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