陸上自衛隊のなかで最も過酷とされるレンジャーの訓練を終え、資格を得た隊員たちが佐世保市の相浦駐屯地に帰還しました。

陸上自衛隊相浦駐屯地で行われた帰還式では水陸機動団のレンジャー集合教育訓練を終えた隊員が家族や仲間に出迎えられました。

レンジャーは狙撃や偵察など少人数で特殊な任務を遂行する陸上自衛隊員の資格です。

4日間不眠不休で敵地を想定した場所への潜入や襲撃など、約3か月の過酷な訓練期間があります。

くわえて水陸機動団員には艦艇からボートを使った潜入など、特殊な技能が必要で、9月8日から相浦駐屯地や大野原演習場(東彼杵町)などで行われた訓練には20歳から33歳までの30人が挑戦し、8人がケガなどで脱落しました。

家族からねぎらいを受けた隊員たちは笑顔を見せました。

第2水陸機動連隊第1中隊 木村優弥 3等陸曹(31)
「ここから新しい一歩が始まると思うと感無量です」

レンジャーの資格を得た隊員たちはそれぞれの所属部隊に戻ります。

テレビ長崎
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