市内での二酸化炭素の排出量を実質ゼロにすることを目指す長崎県諫早市で、環境教育の実践の場となっている森の清掃が行われました。

清掃は、諫早市大場町で行われました。

土地を所有する諫早市や県、それに九電みらい財団が2022年に協定を結び、2haの土地の約4700本を活用して環境教育が行われています。

諫早市農林水産部 新野 晋三 部長
「山の大事さ等を感じてもらい、これがうまく循環していくことでカーボンニュートラルを考えるきっかけに」

この日は九州電力グループの関係者や諫早市の職員など約60人が、樹木に巻きついた草や道沿いの雑草を取り除きました。

九電みらい財団 矢野 哲男 事務局長
「二酸化炭素削減はなかなか難しい問題なんですけど、子供たちや地域の人には育林などの活動を通して少しでも二酸化炭素を減らしていこう、カーボンニュートラルカーボンマイナスにつなげていこうという思いをつないでいきたい」

県内だけでなく福岡や佐賀の小学生も、この森で環境教育を受けているということです。

テレビ長崎
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