青森県東方沖で起きた最大震度6強の地震をうけ、高市首相が9日午前2時半過ぎに改めて取材に応じ、「現時点で負傷者7名との報告を受けている」と明らかにし、「引き続き被害状況の把握に努める」と述べた。
また、今回の地震の震源域や地震の規模を精査した結果として、北海道から三陸沖にかけての地域で大規模地震が発生する可能性が平時より高まっているとして注意を呼びかける「北海道・三陸沖後発地震注意情報」が発表されている。
注意情報の対象は北海道から千葉にかけての182の市町村で、高市首相は「被災地域か否かに関わらず」と強調したうえで「今後1週間程度は気象庁や自治体からの情報に留意し、家具の固定など日頃からの地震への備えを再確認するとともに、揺れを感じたらすぐに避難できる態勢をとるように」と呼びかけた。