小泉防衛相は14日、自身の地元でもある神奈川県横須賀市の防衛大学校の卒業式に出席し、卒業生に対して訓示した。
小泉氏は冒頭、「私は、ここ横須賀に生まれ育ち、毎年、防大の卒業式に出席してきた。本日、こうして、防衛大臣として出席していることを感慨深く思うとともに大変うれしく思う」と述べた。
その上で、「国際社会は戦後最大の試練の時を迎え、既存の秩序は深刻な挑戦を受けて、新たな危機の時代に突入している。今後の戦略3文書改定の議論において、防衛省・自衛隊を変革させなければならない」と述べ、「幹部自衛官になるべく教育を受けた皆さんは、その変革の主役だ」と呼びかけた。
また、小泉氏は「2027年度に自衛隊創設以来、初となる自衛官独自の給与体系の改定を実施する予定だ」と述べた上で、「崇高な国防を担う自衛官に対して、その努力と貢献が報われる環境を必ず実現する意思の表れだ」として、就労環境の改善に努める考えを示した。
小泉氏は、自衛隊員とその家族は「日本の宝だ」と繰り返し強調し、「卒業生の皆さん、これから一緒に日本のために頑張ろう」と卒業生に呼びかけて、この日の訓示を締め括った。