師走に入って最初の週末は全国的に晴れましたが、各地で寒暖差が大きくなりました。
新しい年への準備も進み、いよいよ季節は冬です。
2026年の干支は午(うま)。
神奈川・横須賀市の長井海の手公園ソレイユの丘では、年賀状に使ってもらおうと馬と一緒の撮影会が12月12日まで行われています。
子供たちを乗せているのはミニチュアホースの“クーちゃん”。
頭に鏡餅を載せ、首には正月飾りをしています。
撮影会に参加した人からは「クーちゃんかわいかった」「よかった。さっそく年賀状に使いたい」「お正月も近いので(年賀状を)家族・親戚とかに送れたらと思う」などの声が聞かれました。
2025年もあと3週間あまり。
12月最初の週末となった6日は全国的に青空が広がりましたが、朝は放射冷却のため冷え込みました。
長野・松本市では6日朝、最低気温が氷点下4.4度を観測し、今シーズン最も低くなりました。
白く雪化粧した北アルプスの山々と、黒い壁の国宝・松本城が美しいコントラストを見せていました。
一方、兵庫・神戸市では6日、六甲山にある人工スキー場「六甲山スノーパーク」がオープンしました。
初日の6日は、仮装した人限定で入園料とリフト券が無料になることから、映画やアニメのキャラクターに扮(ふん)した人たちがゲレンデに集まりました。
そうした中、愛媛・砥部町の愛媛県立とべ動物園では白クマ・ピースの誕生会が開かれ、多くの人が訪れました。
ピースは国内で初めて人工保育に成功した白クマです。
12月2日で26歳になったピースは、誕生日のプレゼントとしてメロンやミカンなどが載った“氷のケーキ”が贈られると、おいしそうに食べていました。
ピースを見た人からは「かわいかったです」「うれしそうに食べてました」「もっと長生きしてほしい」などの声が聞かれました。
長年ピースの世話をしている飼育員の高市敦広さん(高ははしごだか)は「命の危機を何度も経験しながらこうして健やかに26歳を迎えられたのはありがたい。1日でも長く健康にいてくれたらと思う」と話しました。