10月に閉幕した大阪・関西万博で使われていた施設の一部が、美浜町内に移設されることになりました。
美浜町の「きいぱす」に移設されるのは、万博会場内で使われていたEVバスの停留所の一部です。形の異なる多角形を組み合わせた幾何学的なデザインが特徴で、このEVバスへの給電に関する実証実験には関西電力が関わっていました。
半世紀前の大阪万博では、町の原子力発電所から電気を送った歴史がある美浜町。今回の万博でも、未来の子供たちに夢と希望を継承するものをと、美浜町から関西電力に移設を打診したということです。
完成は来年度中を予定していて、運搬などにかかる費用約400万円は12月の議会で審議されます。