政府が物価高対策として活用を促す「おこめ券」について、JA全農などは使用期限を2026年9月末までとします。
政府は物価高対策で自治体に「おこめ券」の活用をすすめていますが、農林水産省によりますと、JA全農と全米販は新たに発行するおこめ券について速やかな活用を促すため使用期限を2026年9月末までとします。
期限を設定することで転売をしづらくする狙いもあり、券には「使用期限」や「転売禁止」の文言が記載されます。
早ければ12月末にも希望する自治体に配布される見通しです。
おこめ券は、現在、1枚あたり500円で販売されていますが、このうち60円が経費などにあてられていて、実際に交換できるのは440円分です。
JA全農などは新たに発行するおこめ券の販売額を下げる方向で調整しています。