絵図や出土品を通して佐賀城の歩みを感じることができるテーマ展が佐賀市の県立佐賀城本丸歴史館で開かれています。

このテーマ展は今年10月から行われている鍋島直正公の生活空間「奥」や庭園の発掘調査に合わせ、佐賀城の歴史に親しんでもらおうと開かれたものです。
江戸時代初期の築城当時のようすから2度の火災を経て版籍奉還により国の所管となる明治以降のようすまで、佐賀城の歩みを平面図や古文書を通じてたどることができます。
また、これまでの発掘調査で発見された陶磁器やかんざしなどの出土品の展示もあり、当時の本丸御殿での生活をうかがい知ることもできます。

【県立佐賀城本丸歴史館 安永浩企画学芸課長】
「かつての佐賀城のようすを描いた絵図ですね、本物の絵図の数々を間近で見ることができますのでぜひかぶりつきでじっくり見ていただければ」

テーマ展「佐賀城を知る」は来年の1月12日まで県立佐賀城本丸歴史館で開かれています。

サガテレビ
サガテレビ

佐賀の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。