蜜入りが良くその甘さが人気のリンゴ「はるか」が旬を迎えています。
岩手県滝沢市では、高級ブランド「滝沢はるか」の出荷に向けた選別作業が、12月4日に行われました。
三倉茉裕子アナウンサー
「基準を満たすのはわずか一部だけ。選び抜かれたリンゴだけが今年の滝沢はるかを名乗ることができます」
滝沢市の高級ブランド「滝沢はるか」は、甘さが特徴のリンゴ「はるか」のうち、糖度15度以上・蜜入り20%以上という厳しい基準をクリアしたリンゴです。
基準を満たし「滝沢はるか」として販売されるのは、全体の2割ほどで最も価格が高い「プレミアム滝沢はるか」は4個入りが1万円で販売されます。
選別作業は12月1日から始まり、4日も市の職員など約10人が、農家から持ち込まれたリンゴの見た目や糖度、重さや蜜の入り具合をチェックしていました。
2025年に持ち込まれたリンゴは、害虫被害の影響で例年に比べ約3000個減りましたが、出来は良く甘いリンゴに仕上がっているということです。
生産者 井上真吾さん
「『滝沢はるか』として認められるのがなかなか少なくて、どれくらい出るかどきどきして待っているが、甘いリンゴなので、ぜひ食べてもらいたい」
「滝沢はるか」の選別作業は5日まで続き、12月7日から市が運営するオンラインショップで販売される予定です。