三陸沖でとれたカキを味わえるかき小屋が、12月4日から期間限定で岩手県内陸の花巻市にオープンしました。
岩手県花巻市にある商業施設「CiiNA CiiNA 花巻」の駐車場に12月4日、「牡蠣祭り」と題した期間限定のかき小屋がオープンしました。
初日の4日は開店から多くの地元の人たちが訪れ、カキを堪能していました。
地元の人たちからは「カキが大きくて、ぷりぷりでめちゃくちゃおいしい」「ここ(花巻)で食べられるのは珍しい。絶対食べようと思って、来られてよかった」などの声が聞かれました。
今回提供されているのは、東日本大震災で被災した宮城県石巻市の水産会社「本田水産」が扱う三陸産のカキです。
本田水産は、津波で養殖棚が流され工場が浸水するなどの被害がありましたが、現在は震災前と同じくらいの生産量に回復しているということです。
牡蠣祭り実行委員会 小澤健太郎さん
「震災があったことを忘れないで、皆さんに思いを伝えられればいい。カキは本当においしいので、みんなでわいわいお酒を飲みながら楽しんでもらえれば」
「牡蠣祭り」は、12月28日(日)まで毎日午前11時から午後8時まで営業します。