熊本にゆかりのある演奏家やダンサーが集結し、楽器の生演奏とダンスがコラボした音楽祭が、今月、山鹿市と熊本市で開催されます。これを前に先日、山鹿市の小学校で出演者による特別授業が行われました。
山鹿市立鹿本小学校で先日、プロの演奏家やダンサーによる特別授業が行われました。これは益城町出身のダンサー、葉山悠介さんが総合演出を務める『音舞シリーズ2025平和を奏でる音楽祭』を前に、子どもたちに音楽やダンスの魅力を伝えようと企画されたものです。
この日の授業では、山鹿市出身のフルート奏者、吉永洋子さんと、熊本を中心に活動するピアニスト山城英樹さんが、Jポップなどを演奏。そこに葉山さんのダンスが加わり、子どもたちは音楽とダンスのコラボを楽しみました。
また、子どもたちは、クラシック音楽に合わせて、ダンスも体験。生演奏に合わせて元気いっぱいに踊り、その魅力を存分に味わった様子でした。
【鹿本小学校5年新堀隆翔さん】「知っている曲はあったが、違う楽器で演奏すると違う曲みたいになるのが驚きでした」
【鹿本小学校5年猪崎利帆さん】「音楽が好きなので、これからも聴いたり踊ったりしたいと思いました」
【音舞シリーズ2025平和を奏でる音楽祭総合演出 葉山悠介さん】
「好きなことを一生懸命やったり、楽しむことが人と人とをつなぐ、芸術とかスポーツ関係なく大きな輪につながって、国とかも超えて色々な人とつながる、そんな経験をしてほしい」
『音舞シリーズ2025平和を奏でる音楽祭』は、今月、山鹿市の八千代座と熊本市西区のくまもと森都心プラザホールで開催されます。