旬を迎えたデコポンの出荷作業が天草市で始まっています。
天草市南新町にあるJA本渡五和のみかん選果場です。農家から持ち込まれたオレンジ色のデコポンを、キズや傷みがないか一つ一つ確認しながら機械に乗せ、糖度や大きさをはかり、選別。その後、さらに人の目で確認しながら手作業で箱詰めします。
JA本渡五和の管内では、露地栽培なども含めると延べ133戸の農家がおよそ50ヘクタールでデコポンを栽培しています。
JAによりますと、「今年は暑い日が続いて色づきが遅れたものの、糖度は上がり11月の冷え込みで色付きもよくなって出来栄えは上々」ということです。
関東・関西を中心に来年5月までにおよそ500トンが出荷されます。