県内は真冬並みの強い寒気の影響で、各地で雪が降っている。この雪は5日にかけて続く見込み。引き続き、車の運転などに十分注意してほしい。

県内は冬型の気圧配置が強まっている影響で、各地で雪が降っている。

(リポート)
「午前8時すぎの山形駅前です。今も雪が降り続いていて、かなり寒いです。昨夜から今朝にかけて雪がかなり積もったことがわかります。手すりには5センチほど雪が積もっています」

<午前10時時点の積雪の深さ>
大蔵村肘折 32センチ
西川町大井沢 30センチ
大江町左沢・米沢・小国 14センチ

また、4日朝の最低気温は、西川町大井沢で-5℃、大蔵村肘折で-4.4℃、山形で-2.6℃を記録するなど、県内22ある観測地点のうち16地点で今シーズン1番の冷え込みとなった。

沿岸では風も強まっていて、4日に予想される最大瞬間風速は庄内の海上・陸上ともに30メートル。

<交通への影響>
■羽越線は強風の影響で、県内では上下線6本で運休や遅れが発生した。

■白鷹町滝野の国道348号で、車1台がガードレールに突っ込む事故があった。

■山形道下り線の関沢~山形蔵王IC間、上り線の庄内あさひ~湯殿山IC間などで事故が起きている。

このほかにも雪の影響と見られる車の事故が複数発生した。

<5日正午までの24時間予想降雪量>※県内全域多い所で
山沿い:50センチ
平地:30センチ

県内はこのあと、発達した雪雲が同じ場所にかかり続けた場合、警報級の大雪となるおそれがある。
5日昼にかけて、引き続き大雪による交通障害に注意・警戒してほしい。

さくらんぼテレビ
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