走行中の車の目の前に、突然タイヤ片が現れた瞬間をカメラが捉えていた。運転手は瞬時にハンドルを切り衝突を回避したが、同乗者は一瞬パニック状態になったという。
突然左右に揺れる車体
11月29日午後9時前、夜の静岡・浜松市でカメラが捉えたのは、思いもよらない危険な瞬間だ。
突然左右に大きく揺れる車体。助手席にいた男性は一瞬パニック状態に陥ったという。
この男性は「妻が運転していて、ものすごい勢いで突然ハンドルを切られたような形で体をふられて何が起きたかと思って…」と話す。
男性の妻は、路上の物体を避けようとハンドルを切ったのだという。
その“物体”について男性は「タイヤですね。踏まれて変形して転がってきた」と続けた。
約70cmの大きさのタイヤ片とみられる黒い物体だった。
車体横をかすめるタイヤ片
映像をよく見ると、隣の車線を走る前方の車がタイヤを踏んだ瞬間、勢いよく跳ね上がりこちららの車線へ転がった。

そして、運転手は瞬時にハンドルを切りなんとか衝突を回避した。

車のドアに取り付けたカメラには、タイヤが車体のすぐ脇をかすめていく様子が映っていた。
助手席にいた男性は「(運転手の)妻の体感としても急に目の前にポンって見えたらしく、タイヤを踏んだら(車の)挙動が乱れて中央分離帯に行ったり弾かれてしまう危険性もあったので今思うとゾッとしますね」と話している。
(「イット!」12月3日放送より)
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