民間の信用調査会社、帝国データバンク高松支店は11月の「四国地区企業倒産集計」を発表しました。「倒産件数」は前年同月に比べて5件多い20件で、2カ月ぶりに前年同月を上回りました。

1月からの累計は191件となり、前年同時期(172件)を上回っています。「負債総額」は18億7300万円で、前年同月に比べて約4億円少なく、3カ月ぶりに前年同月を下回りました。

◆四国の倒産件数 年間では13年ぶりに200件台となる可能性高まる

四国地方の倒産件数は緩やかな増加傾向が続くとみられ、2025年の倒産件数は13年ぶりの200件台となる可能性が高まっているということです。

(件数は法的整理・負債1000万円以上)

<主な倒産>
多喜浜工業所(橋梁用伸縮装置・部材等製造)負債3億6000万円 愛媛 破産
田中段ボール(段ボールケース製造)負債3億3300万円 愛媛 破産
土佐水産(乾物卸)負債1億8000万円 高知 破産

岡山放送
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