三豊市議会の男性議員が市の職員に対してパワーハラスメントが疑われる行為をしたと指摘されている問題で、議会が設置した第三者委員会は、一部の行為についてパワハラに該当すると結論付けました。
この問題は、三豊市議会の横山強議員が2025年9月、本会議前の議場内で市の職員が手渡した答弁書を目の前で破り、この職員に対して大声で侮辱的かつ威圧的な発言を繰り返すなどパワハラが疑われる行為があったとして、山下昭史市長が議会に対し事実関係の確認を申し入れていたものです。
議会は2025年10月、外部の弁護士らを入れた第三者委員会を設置し、当事者からの聞き取りなど調査を進め、第三者委員会は12月3日、議長に意見書を提出しました。
意見書によりますと、パワハラが疑われた行為のうち答弁書を破るなど2つの事案についてパワハラに該当すると結論付けています。
議会は今後、政治倫理委員会を設置し、対策や対応について協議するとしています。