国の史跡に指定されている、高松市の高松城跡の石垣に「中国」などの文字が刻まれた落書きが見つかりました。警察が文化財保護法違反などの疑いも視野に捜査しています。
落書きが見つかったのは、高松市にある高松城跡の天守台の石垣です。市によりますと、高さ1.5メートルの位置にある石に文字が刻まれていて、縦20センチ、横15センチの範囲に10文字ほどが3行にわたって落書きされています。
「中国」や「日本」などの文字が刻まれていますが、全体の意味は不明です。2日午前、訪れた人が落書きに気付き、職員に通報しました。
ほかに落書きは見つかっていません。警察が文化財保護法違反などの疑いも視野に捜査しています。