若狭の冬の味覚を代表する「若狭かれい」を皇室に献上する発送が3日、小浜市内で行われました。
県では毎年この時期に「若狭かれい」を皇室に献上しています。
小浜魚商協同組合では、若狭湾で水揚げされたカレイの中から大きさが25センチから
30センチあるものを確保し、塩をして一晩乾燥させた138枚を準備。
そこから、さらに大きさや色つやの良い75枚を厳選し箱詰めしていきました。
年々、水揚げが減少しているというカレイですが、今年も無事に品質の良いものをそろえることが出来たということです。
小浜魚商協同組合の野村浩理事長は「大きいサイズがなかなかそろわないので、9月に底引き始まって11月いっぱいの間で何とかそろえている。組合の一番の行事なので年内中に無事終えてホッとしている。おいしく食べてもらって福井や小浜を思い浮かべてもらえれば」と話していました。
「若狭かれい」は4日の午前中に皇室に届けられます。