フィギュアスケート女子でミラノ・コルティナオリンピックの代表候補に躍り出た新潟市出身の中井亜美選手が11月28日に練習を公開。駆けつけた大勢の報道陣を前に、12月4日に開幕するグランプリファイナルへの意気込みを語りました。
11月28日、多くの報道陣がカメラを構える中、千葉県のリンクにやってきたのは、今週、フィギュアスケート女子グランプリファイナルに挑む新潟市出身の中井亜美選手です。
今シーズン、シニアに転向したばかりの中井選手は、グランプリシリーズの第1戦で優勝、第3戦も表彰台に上り、ミラノ・コルティナオリンピックの代表候補に名乗りをあげました。
ファイナルに向けた公開練習では60人以上の報道陣が駆けつける中、ジャンプなどを中心に念入りに確認。練習後のインタビューではカメラの多さに思わず笑ってしまう中井選手でしたが…
【中井亜美 選手】
「公開練習があると聞いて、そんなに来ないかなと思っていたが、予想を超える数のメディアの方が来てくださったので、すごく緊張したが、いつも通り練習することができた」
そんな中井選手が5年前、NSTの取材に語ってくれた夢が…
【中井亜美 選手(2020年)】
「全日本で優勝してオリンピックに行きたい」
17歳になった中井選手はその“オリンピック”の位置づけが変わったと話します。
【中井亜美 選手】
「夢から目標に変わっているのは事実だが、(順位を)意識し過ぎてしまうと自分の実力が発揮できないことが今までの試合で多かったので、そこまで、まだオリンピックを意識していないし、日本の皆さんはすごく上手なので、まだまだ超えられる存在ではないと思っている。まずは自分の演技ができたら」
グランプリファイナルは12月4日に開幕します。