すでにJ2への降格が決まっているアルビレックス新潟は11月30日がホーム最終戦。今シーズン限りでチームを去る選手も出場しましたが、勝利で飾ることはできませんでした。

2万5000人を超えるサポーターが集まったビッグスワン。

【サポーター】
「来年につながるいい試合が見られればと思って来た」

【サポーター】
「今シーズンでいなくなってしまう選手もいる。最後のホームゲームなので全力で声を出して応援したいと思って来た」

【サポーター】
「(入江)監督も一勝もしていないので、最後、監督にも一勝を頑張ってみんなで勝ち取りにいきたい」

【吉田優アナウンサー】
「青空のもと戦うホーム最終戦。今季でチームを離れる選手もいる中で、アルビはここビッグスワンでどんなプレーを見せてくれるのでしょうか?」

11月、キャプテン堀米をはじめとする4選手の契約満了を発表したアルビ。「ホーム最終戦で勝利を」と意気込みますが、対するは優勝争いを演じる柏レイソルです。

前半20分に柏・細谷に一瞬のすきをつかれシュートを決められると、前半終了間際、そして後半開始直後にも細谷のゴールが決まり3失点。

苦しい状況の中…後半19分にモラエスとともに投入されたのが今シーズンでアルビを去るキャプテン堀米でした。

【堀米悠斗キャプテン】
「なんとか1点返したい。1点返せたら雰囲気が変わって追い上げムードにできるかなという、本当にサッカーだけを考えてゲームに入れた」

大きな拍手に包まれピッチに入った堀米。9年間の思いをぶつけるかのうように献身的なプレーを見せます。

すると、後半27分でしたモラエス・ブーダとつないで最後は12試合ぶりの出場となった笠井がゴール左隅にミドルを流し込み1点を返します。

試合終了間際には、チームを去ることになった高木もピッチに。

【高木善朗 選手】
「短い時間だった。思い切ってプレーできたと思う」

アルビは最後まで懸命にボールを追い続けましたが、追加点は奪えず試合終了。ホーム最終戦を勝利で飾ることはできませんでした。

【堀米悠斗キャプテン】
「きょうは本当に会場に来てくれた皆さんの雰囲気だとか、そういうものをしっかりと味わいながら、アップから含めてしっかり楽しもうというのが自分の中でテーマとしてあった。勝てなかったが個人的には充実していた」

シーズン最終戦は12月6日、アウェーでFC東京と戦います。

NST新潟総合テレビ
NST新潟総合テレビ

新潟の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。