1日午後4時半ごろ、淡いグリーンの装いで笑顔で手を振られた天皇・皇后両陛下の長女、敬宮愛子さま。
1日に24歳の誕生日を迎え、上皇ご夫妻に挨拶に向かわれました。

2025年は戦後80年の節目に当たり、両陛下とともに沖縄や被爆地・長崎を初めて訪れ、平和への思いを新たにされた愛子さま。

初の外国公式訪問として11月に訪れたラオスでは、現地の言葉や所作を交えて、さまざまな世代の人たちと積極的に触れ合われました。

誕生日に合わせて公開されたのは、ラオス訪問を前に入念に準備されている愛子さまの映像。
ペンを手に身ぶり手ぶりを加え、ラオス語のレッスンを受けられていました。

フジテレビ宮内庁担当・宮崎千歳キャップ:
自らラオス語のレッスンを受けたいと志願されて、レッスンを受けられたそうです。飛行機の機内でも、また移動の車、古都に行かれる際は早朝の高速鉄道、車中でもずっと資料を読んでマーカーを引く音も聞こえたという、本当に直前まで入念に準備をされていたと聞いています。

今回のラオス訪問にあたり、愛子さまには国家主席夫人と副主席から2着の民族衣装が贈られました。

この民族衣装を身にまとった愛子さまのお姿が話題となりました。

同行取材したフジテレビ宮内庁担当キャップの宮崎記者は、現地での装いに、愛子さまのラオスへの敬意や思いが表れていたといいます。

フジテレビ宮内庁担当・宮崎千歳キャップ:
(側近によると)現地に入ってから初めて衣装を受け取られて、初めて身につけられるので、想定よりも着付けが難航して時間がかかってしまったそう。それでもラオス側が着付けのサポート体制を整えてくれたそうで、そのことに両陛下は深く感謝されていたと聞いています。

また、現地で急に記念撮影を提案された場面では、ラオス側にも声をかけて一緒に撮影されるなど、愛子さまの対応力が光った場面があったといいます。

さらに1日の誕生日には、新たな家族の写真も公開されました。

手足を伸ばし、くつろいだ様子の1匹の猫。
「美海(みみ)」と名付けられました。

撮影されたのは、皇后・雅子さまです。

そして、隙間から顔をのぞかせる姿を捉えた1枚。
シャッターを押されたのは愛子さまです。

この“美海”という名前には、愛子さまの深い思いが込められているといいます。

フジテレビ宮内庁担当・宮崎千歳キャップ:
6年ぶりに須崎御用邸に行かれて美しい海をご覧になって、愛子さまは写真も撮られているが、その美しい海からも着想を得て、“美海”と名付けられたと聞いています。

2年目となった日本赤十字社での業務の傍ら、能登半島地震の被災地を初めて訪れるなど、活動の幅を広げられている愛子さま。

フジテレビ宮内庁担当・宮崎千歳キャップ:
もともと関心を持っていらっしゃるボランティアや防災、動物といった分野を中心に、より幅を広げながら公的な活動を積み重ねていかれるのではないか。

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