12月3日から強い寒気が流れ込み、新潟県内は平地を含め雪が積もるところがある見込みです。本格的な雪のシーズンに向け、県は雪の事故などへの注意を呼びかけました。

本格的な雪のシーズンに向け、県は1日、雪による災害への備えや事故防止について県民に呼びかけようと会見を開きました。

【県防災局危機対策課 川辺英昭 課長】
「近年は気象が激甚化していて、今冬も集中的な降雪やそれに伴う被害の恐れが十分にあるので注意が必要」

県内は昨シーズン、顕著な大雪に関する気象情報が発表されるなど記録的な大雪に見舞われ、除雪中の事故など雪による人的被害が209件発生し、このうち17人が死亡しています。

中でも高齢者が雪下ろし中に屋根から転落するなどの事故が多く発生していて、県は除雪作業を1人で行わないことや無理をしないことなどを呼びかけています。

【県防災局危機対策課 川辺英昭 課長】
「大雪は災害。集中的な降雪が起こると、一日に何度も除雪作業を行わなければならず、事故の発生の確率も上がる」

県はまた最新の気象情報を確認し、大雪が予想される場合は不要不急の外出を控えることや車を運転する場合は水や携帯トイレなどの備えをするよう呼びかけています。

NST新潟総合テレビ
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