新潟が誇る冬の味覚『ルレクチエ』をご紹介します。今年は、天気に左右されたものの、平年より甘いできとなっているようです。
今、新潟市中央区の新潟市中央卸売市場で出荷されているのが…
【藤森麻友アナウンサー】
「甘い香りが特長の新潟県が誇る冬の味覚、ルレクチエ」
今年は春先の大雨などにより出荷量が約2割減少し、一部で価格が上昇。また7月の少雨の影響で小玉傾向にあるといいますが。
【新潟中央青果 中山幸音さん】
「小玉傾向なため、今年のルレクチエは平年よりも甘く仕上がっている」
天候に左右されながらも、市場関係者も太鼓判を押す出来となった今年のルレクチエ。
【藤森麻友アナウンサー】
「甘い。果肉がギュッと詰まっていて、なめらかな舌触り、そして、芳醇な香りがふわっと香ってきて、上品な味わいです」
出荷されたばかりのルレクチエも甘さは十分ですが、購入後、常温で1週間程度、寝かせると甘みが増すということです。
【新潟中央青果 中山幸音さん】
「ルレクチエがバナナのような黄色、黄金色のようになれば食べ頃のサイン。また、軸の部分に注目して。枯れ木のような状態で軸の周りにシワがより、やわらかくなった状態が食べごろのサイン」
これからの時期、贈り物にもぴったりなルレクチエ。
【新潟中央青果 中山幸音さん】
「やはり、新潟の名産なので、新潟のことを思い出しながらおいしく食べていただきたい」
ルレクチエは今週出荷のピークを迎え、12月中旬まで市場に出回ります。