岩手県一関市の市政施行20周年を記念して、11月30日にサッカー元日本代表と市の選抜チームが親善試合を行いました。
レジェンドたちの華麗なプレーに会場は熱気に包まれました。
30日はワールドカップフランス大会に出場した岡野雅行さんや、スペインリーグでも活躍した城彰二さんなど、22人の元日本代表がドリーム・チームとして出場しました。
対戦するのは市内で活動するアマチュアクラブに所属する選手たちで、この日限りの選抜チームとして戦います。
試合開始直後、日韓ワールドカップでゴールを決めた鈴木隆行さんがPKを獲得し、ドリーム・チームが先制します。
その後もドリーム・チームの猛攻が続きますが、選抜チームは最高齢でゴールキーパーの柳橋志信さん(54)を中心に粘りをみせます。
メンバーが大きく入れ替わった後半、元日本代表が現役時代を彷彿とさせるプレーを連発します。
FC東京で活躍した平山相太さんや、フォワードの李忠成さんがゴールを決め会場を沸かせます。
選抜チームも果敢に得点を狙いますが、元日本代表の前にゴールを奪えずドリーム・チームが7対0で勝利しました。
チーム最高齢の54歳 一関市選抜チーム 柳橋志信さん
「(日本代表)OBと試合をするのが夢だった。すごくうれしかった、楽しかった」
一関市選抜チーム 山崎翔太さん
「(元日本代表の)播戸選手が好きでよく見ていた。お会いできてすごくうれしかった」
会場には約3000人のファンが訪れ、元日本代表の華麗なプレーを楽しんでいました。