交通量が多くなる年末を前に交通安全県民運動の出発式が開かれ、事故防止に向けた取り締まりのため白バイやパトカーが出発してきました。
年末の交通安全県民運動は、歩行者や高齢者の事故防止や飲酒運転の根絶などを重点に12月15日から始まります。
2024年は12月に13人が交通事故で死亡したことから、出発式は運動期間の前に開かれ、静岡県警察本部の鈴木光弘交通部長が「早い時間からのライトの点灯や歩行者の左右確認に注意をお願いしたい」と呼びかけました。
静岡県内では11月末までにひき逃げ事件が80件と前の年に比べ増えていて、特に「たいしたことはないと思った」と通報せずに逃走するケースが急増しているということです。
静岡県警交通企画課 堀井泰孝管理官「やはりこの1カ月間は交通事故抑止のためには、県民の皆様にいま一度交通安全についてしっかり考えていただいて、他人事と思わないように安全運転に努めていただければと思います」
年末の交通安全県民運動は15日から大みそかまで行われ、県警は1日から取り締まりを強化しています。