(菅井貴子気象予報士が解説 午後5時40分現在)

◆1日(月)の最大瞬間風速
 宗谷岬や焼尻などは30メートル以上で、
 道内33地点で、今年一番の暴風を観測しました。
 留萌市は、29.9メートルで、
 店舗の壁がはがれるなどの被害も出ました。
 風のピークは過ぎつつありますが、
 あす明け方にかけては注意を続けて下さい。

◆1日(月)の気温
 朝は、季節外れの暖かさで、
 石狩市は15.2℃、松前町は15.1℃まで上がりました。
 12月としては記録的な高温でしたが、
 日中は全道的に急に気温が下がりました。

◆予想降雪量(~あす朝)
 日本海側やオホーツク海側は雪が降り、
 あす朝はうっすらと積もる所がありそうです。
 降雪量は1~5センチ前後の所がほとんどですが、
 上川町の山沿いでは最大10センチです。
 雪が積もらない所でも、路面が濡れていると凍結しますので、ご注意下さい。

◆2日(火)の天気・気温
 午後は雲が多く、夕方以降は雨や雪が降るでしょう。
 道北は、大雪のおそれがあります。
 日中の最高気温は、前日より4~11℃も低く、寒くなるでしょう。
 外出は防寒をしっかりしましょう。

◆札幌の10日間予報 2日(火)~11日(木) 
 3日(水)~5日(金)にかけて、今季一番の寒気が流れ込みます。
 札幌も、風向き次第で、雪の量が変わりますが、
 北風になると、積雪が深くなるでしょう。
 西風だと、雪の量が少なくなりますが、寒さは厳しく、
 最高気温でも0℃前後、最低気温は-5℃を下回りそうです。
 週末は、一転して寒さが緩み、
 7日(日)は、気温がプラス9℃まで上がり雨が降るでしょう。
 路面状況も悪くなりそうです。
 来週半ばも、真冬並みの寒気が流れ込むため、
 風向き次第で、大雪の可能性があります。

◆全道の週間予報 2日(火)~8日(月)
 3日(水)~5日(金)にかけて、日本海側は、局地的な大雪となりそうです。
 一気に積雪が深くなると、そのまま根雪になりそうです。
 太平洋側やオホーツク海側は、寒さが厳しく、
 北見の最低気温は-10℃を下回りそうです。
 師走に入り、北海道の天気は厳しくなりますので、
 外出は時間に余裕を持つようにしましょう。

北海道文化放送
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