サッカーなでしこジャパンの司令塔として2011年のワールドカップ優勝に貢献した宮間あやさん。
11月30日に出雲市で開かれたサッカー教室にスペシャルゲストとして参加、子どもたちと楽しく交流しました。
出雲市の浜山公園陸上競技場で開かれた『JFAユニクロサッカーキッズin島根』。
県内各地から集まった6歳以下の子どもたち約550人が参加、勝ち負けなしの試合形式でサッカーを楽しみました。
このサッカー教室は、外遊びの機会が減っている子どもたちに屋外でのスポーツの楽しさを伝えようと、日本サッカー協会とアパレル大手・ユニクロが2003年から全国で開催、島根県で開かれるのは4回目です。
子どもたちは、一生懸命ボールを追いながら、得点が入るたびに全身で喜びを表わしました。
保護者：
宮間さん！？本当！？凄いじゃん。
この教室にスペシャルゲストとして登場したのが、元なでしこジャパンの宮間あやさん。
2011年のFIFA女子ワールドカップで日本を世界一に導いた司令塔。
子どもたちにお願いされ、あいさつ代わりに代名詞のフリーキックをしますが…。
スタッフの全面協力のもと、見事ゴールに吸い込まれました。
すっかり打ち解けた宮間さん、試合でも子どもたちと交流しました。
現役時代にプレーした経験もあるという浜山公園のピッチ。
鮮やかな足さばきは現役さながらです。
そんな宮間さんが驚いたのが…。
元なでしこジャパン・宮間あやさん：
ちょっと島根のサッカー熱にびっくり。父兄のみなさまも沢山いらっしゃって、びっくりしています。
「島根のサッカー熱」。
子どもたちの熱さに負けず、コートサイドの保護者の声援も白熱していました。
保護者：
みんな子どもたちがすごく楽しそうにやってくれて、親ももう白熱して。すごく楽しく応援できました。
子ども：
点がいっぱい入って良かったです。
子ども：
上手くなりたかったから（参加した）。
保護者：
目標は高く、友達と仲良く頑張ってほしいです。
サッカーは初めてという子どもたちにも、仲間と力を合わせる喜びや対戦相手に感謝することの大切さが伝わったようです。
元なでしこジャパン・宮間あやさん：
もちろんサッカーの良さっていうものを沢山知ってほしいなとは思うんですけど、まだまだ小さかったりするので、それよりは仲間と何かをするとか、初めて会うお友達とも交流して、色んなものを育んでいくことを学んで帰ってほしいなと思います。
