島根県松江市では「宿泊税」が導入され、12月の宿泊から原則1人1泊200円が課税されます。
見込まれる税収は、約3億3000万円。
市はPRやマーケティングなど、観光振興の新たな財源に充てる方針です。

松江市が12月1日から導入する「宿泊税」。
宿泊料金が5000円未満の場合や修学旅行などの学校行事での宿泊を除き、松江市内のホテルや旅館などに宿泊する人に原則1人1泊200円を課税するもので、12月1日の宿泊からが対象になります。

松江市・上定市長:
宿泊税があったので松江市の観光の魅力が高まりましたという状況、循環を作り出していくべく今後も観光事業者、宿泊事業者の皆様とともに考えていきたい。

宿泊税による税収は年間約3億3000万円が見込まれ、市は観光協会の組織強化やプロモーション活動など観光振興の財源に充てることにしています。

宿泊税が導入されるのは中国地方で初めてで、県内では出雲市が導入に向け検討を進めています。

TSKさんいん中央テレビ
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