暴力団の壊滅に向けて機運を高めようと、福岡県久留米市で市民など2000人以上が集まり決起集会が行われました。
久留米市で行われた「暴力団壊滅総決起大会」には、市の職員や警察官、市民ら約2300人が参加しました。
会場では「国際電話」を悪用したニセ電話詐欺が急増し暴力団の資金源となっている可能性があるとして、国際電話の利用休止サービスを積極的に活用するよう呼びかけられました。
警察庁によりますと、去年のニセ電話詐欺のうち7割は国際電話でかかってきたもので、前の年より大幅に多い4万8754件(前年比+3万4926件)に上っています。
◆久留米市 安全安心推進課 稲又寛範さん
「海外からの電話がそもそも必要のない方は、海外からかかってこないようにすることが最大の防犯効果」
市は「暴力団が恐れるのは市民の一致団結。今後も決起大会などで団結を強めたい」としています。