自民党と日本維新の会は、衆議院の議員定数を小選挙区と比例代表を合わせて1割減らす方向で合意しました。
維新・吉村洋文代表:
合意に至ったことは非常に大きいと思う。今後それぞれの党で最終的な手続きを経ていく。
自民と維新は、高市首相と吉村代表が出席して首相官邸で衆議院の議員定数削減について協議し、選挙制度改革も含めて議論を進めた上で、1年以内に結論を得られなければ小選挙区と比例代表を合わせて1割削減すると規定した法案を今国会に提出することで合意しました。
維新はこれまで、結論を得られなければ比例代表のみ50議席減らすよう求めていましたが、野党からの反発が相次いだため、方針転換した形です。
吉村代表は「小選挙区25議席、比例代表20議席をベースに条文を定める」との考えを示しています。