名古屋市中川区のラーメン店『麺 はやし』で、“せいろつけ麺”が話題を集めています。
■せいろで蒸すことで“モチモチ食感”に…
中川区の尾頭橋にある『麺 はやし』。この店で話題になっているのが、まるで点心のような「せいろ」がついてくるメニューです。

開けると中には麺が…。なんとも珍しい、せいろで蒸した「つけ麺」です。
客:
「せいろ蒸しって野菜とかのイメージで、よく作ったりするんですけど、つけ麺は初めて見た」
せいろで蒸すことで、麺がうどんのような“モチモチ食感”になるということです。つけ汁は煮干しの効いたコクのある濃厚スープで、麺とよく絡みます。

客ら:
「一般的なつけ麺は、麺が冷たいので、汁がぬるくなることが多い。これは麺が温かいので、冷めないです」
「(麺の)周りがモチモチしていて、ちょっとうどんに近いような食感」
■珍しいのはせいろだけじゃない…麺は6種類から選択可能
麺は6種類から選ぶことが出来ます。

一番人気の「せいろの麺」は、せいろ蒸し専用に開発された特製麺で、国産小麦を5種類も使用しています。
店の名前がついた「はやしの麺」は、つるっとしたのど越しとモチモチの弾力が特徴で、国産小麦を3種類ブレンドしています。
その他にも、札幌ラーメンで使われる熟成麺の生地から作った「札幌の麺」に、二郎系ラーメンで使われる生地を使った、食べ応えのある「二郎の麺」。
博多ラーメンで使われる細麺の生地をベースに、つけそば用にアレンジした「九州の麺」や、ちゃんぽん麺の生地を使った「長崎の麺」もあります。
6種類から麺を選べるようにしたのには、理由があります。
『麺 はやし』の浅野裕一さん:
「製麺所の直営店という強みから、様々な麺の種類を多くのお客さまに楽しんでもらいたいと、麺の種類を選ぶことができるようなメニュー構成になっています」
この店は、ラーメン専門の製麺所が手掛けている店で、自慢の麺を存分に味わってほしいとの思いでたどり着いたのが、『麺がセレクトできる、せいろ蒸しのつけ麺』でした。

せいろ蒸しつけ麺は2種類あり、どちらも麺の大盛りが無料です。
