片山財務相は30日朝のフジテレビ「日曜報道 THE PRIME」で、為替がドルに対して円安水準で推移していることについて、現在の経済状況を反映した動きではないとの見方を強調しました。

片山財務相は為替の現状について「財務相は水準については決してコメントしない。それ自体が大変大きな動きを作ってしまうので。ただ、乱高下してる、特に今の場合はこちらにいってるわけですが、それ自体が今のファンダメンタルズ(経済の基礎条件)で動いていないのは明確です」と述べた上で、「今の為替市場全体の円ドルの規模は、実際の需要の10倍を超えている」として、投機的な動きに警戒感を示しました。

為替介入の可能性をめぐっては、日米財務相共同声明に基づき無秩序な動きに対処するため、あり得るとの考えを改めて示しました。

一方、先週閣議決定された18兆3000億円の補正予算案がコロナ禍を除いて過去最大規模となったことについては、「どこかに消えてしまうお金は1銭もない」と述べ、財政規律派の意見をけん制しました。

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