全国で初めて自治体主導として赤ちゃんポストの設置などを目指す大阪・泉佐野市の職員らが先進事例を学ぼうと、27日熊本市を行政視察しました。
泉佐野市は調査を踏まえて今年度中に方針を取りまとめ、来年度中の運用開始を目指しています。
泉佐野市の一行は26日から熊本で視察を行っていて、27日は熊本市役所を訪問。
熊本市のこども家庭福祉課や妊娠内密相談センター、児童相談所の職員らと意見交換を行いました。
その中で熊本市の慈恵病院が運用する『こうのとりのゆりかご』や『内密出産』を巡る、これまでの病院と市や国との連携の経緯などを共有したということです。
【泉佐野市 こども部 島田 純一部長】
「妊娠期から出産、子育て、と一貫した流れの支援体制も必要だがきょう熊本市から
教育の現場でも性教育や啓発をされていると聞いたので、その辺りは学ばせていただいた」
泉佐野市は熊本市での視察を踏まえて、りんくう総合医療センターで『赤ちゃんポスト』や『内密出産』の来年度中の運用開始を目指しています。