お歳暮にもぴったりなフルーツの話題です。
宮崎特産のハウス日向夏の販売が27日解禁され、初競りでは過去最高値が付きました。

宮崎市中央卸売市場では、宮崎市内で収穫されたハウス日向夏388キロが競りにかけられました。最高値は12玉入り1ケースが1万円で、去年に並んで過去最高となりました。

ハウス日向夏は種が少なく、さわやかな酸味とほのかな甘みが特徴です。

(戸高涼平記者)
「きょうから宮崎特産、日向夏の出荷が始まりました。いただきます。さわやかで、口の中に甘味が広がります」

今シーズンのハウス日向夏は台風などの大きな影響もなく、JAみやざき本店では去年より4割ほど多い、およそ144トンの出荷を見込んでいます。

(JAみやざき宮崎中央地区本部日向夏研究会 外山清一会長)
「これからお歳暮のシーズンになりますが、県内外たくさんの方々に宮崎の味を楽しんでいただきたいと思います」

また今年は、人気小説「薬屋のひとりごと」とコラボレーション。著者の日向夏さんが「日向夏が好き」でこのペンネームにしたというエピソードから、数量限定で小説のイラストをデザインしたパッケージでの販売も予定しています。

ハウス日向夏は来年2月に出荷のピークを迎え、3月からは露地ものの出荷も始まります。

テレビ宮崎
テレビ宮崎

宮崎の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。